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ワシントンDCのアート社会運動にヨーコが参加


4月1日、アメリカ合衆国の首都ワシントンDCに、オノ・ヨーコによる10本の「ウィッシュ・ツリー」が植えられる。これは、ワシントンDCパブリック・アート社会運動「ストリート・シーンズ」の一環。
作品の一部として、誰もが願い事を書いた紙を木に結びつけることができる。オーディエンスによって完成させられるアートという、ヨーコの長年にわたるスタイルだ。木が植えられる場所に含まれるのは、ハーシュホーン・ミュージアムとスカルプチャー・ガーデンで、これらの場所で「ウィッシュ・ツリー」は常設コレクションとして残される予定。タウンホール・エデュケーション、アート&リクリエーション・キャンパス(THEARC)、コーコラン・ギャラリー・オブ・アートとの提携で運営される恵まれない子どもたちのためのアート・センター(場所はアナコスチア川の東部)にも「ウィッシュ・ツリー」が設置される。
ほか「ウィッシュ・ツリー」は、ジェファーソン・メモリアル(公園)のタイダルベイスン(池)に植えられる。それらはワシントンDCの「チェリー・ブロッサム・フェスティバル」の開催されている4月15日まで残され、その後タウンホール・エデュケーション、アート&リクリエーション・キャンパス(THEARC)に移される。
さらに、約20万枚の「イマジン・ピース」ポスターが、『ワシントン・ポスト・エクスプレス』の3月29日版経由で配布され、「イマジン・ピース」を宣言する大きなビルボードが、4月1日から30日まで、ヴェリゾン・センター・ビルディングの7とGの交差点でディスプレイされる。


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