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映画“ACROSS THE UNIVERSE”にポールとリンゴ満足


ジュリー・テイモア監督のミュージカル映画“ACROSS THE UNIVERSE”が、9月28日にトロント国際映画祭で初上映予定だが、ポールとリンゴはこの映画の出来に満足していたように感じたと、テイモア監督が語った。
テイモア監督は先行上映を思い出して「私はポール・マッカートニーのすぐ隣に座っていて、とても緊張していました。彼は映画を気に入ってくれたのか、‘All My Loving’のときには小さな声で歌っていました。曲に合わせて彼が身体を動かしているのを感じたんです」と語った。
リンゴはポールと別の日、映画の主役ルーシーを演じたエバン・レイチェル・ウッドと主役ジュードを演じたジム・スタージェスが出席したロサンゼルスでの上映会にやってきたという。ジム・スタージェスは「僕たちは、映画を観ているリンゴをずっと見ていて『彼は足でリズムをとっているように見えたよ』」と語った。
その映画は60年代の若者のストーリーで、ビートルズの楽曲をふんだんに――33曲――使用している。ジュードは、父親を探し出すためリバプールからアメリカへ行く。ジュードはルーシーと恋に落ちる。ルーシーの屈託のない兄弟マックスは、徴兵されベトナム戦争に送られる。プルーデンス、セディ、ジョジョのようなちょっとした登場人物も、ビートルズの楽曲の登場人物である。
ジュリー・テイモアは、ディズニー映画『ライオン・キング』をブロードウェイ舞台にした経験があり、監督と衣装デザインというふたつのトニー賞を受賞している。


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