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リンゴ記者会見全文


リンゴ記者会見全文

1月12日、リバプール・エコー・アリーナで行なったコンサートの前にリンゴが行なった記者会見の翻訳を掲載する。

Q:今でも、リバプールに帰ってくると、故郷に帰ってきたと感じますか?

リンゴ:はい。僕はリバプール出身です。故郷に帰ってきたと感じます。

Q:今夜あなたはパフォーマンスしますが、200フィート(約60m)の高さのステージで演奏することをどう感じますか?

リンゴ:とても高いね。(笑)

Q:めまいがしませんか?

リンゴ:縁に行きたいとは思わないけど、大丈夫だろう。僕たちは支えられているだろうからね。

Q:ポールと再結成する予定は?

リンゴ:僕たちが組む可能性はない。組むべきだと今でも言われ続けているが、ほら、それは今では難しいんだ。僕たちのふたりはこの世にいない。だから二度と元に戻ることはない。でもミュージシャンとしてポールと僕がプレイすることはできる。でもやるつもりはないから、真に受けて騒がないでね。

Q:ズートンズやウォンバッツなど新しい世代のバンドが出てきています。

リンゴ:ズートンズは大好きだよ。これだけでは十分でないよね。多くの新しいバンドがでてきていることはわかるけど僕はウォンバッツは知らないよ。人々が「おお、ウォンバッツ」と言って(親指を立てて)「いいね!」という具合さ。いい音楽はいつもリバプールから出てくるんだ。

Q:今年、また他のイベントでリバプールに戻ってくる予定はありますか?

リンゴ:他のイベントのために戻ってくる予定はないよ。ポールと一緒にプレイしない限りはね(笑)。

Q:なぜキャピトル・オブ・カルチャーを支援しようと決めたのですか?

リンゴ:ほら、僕はここの出身だからね。グレイトじゃないか。リバプールがキャピトル・オブ・カルチャーなんて。それに正直なところ、僕は“LIVERPOOL 8”というタイトルのアルバムを出したしね。

Q:リバプールが文化的な街だと証明するために、キャピトル・オブ・カルチャーという称号は本当に必要だと思いますか。

リンゴ:そのことにより世界中から注目が集まるだろう。僕がここに住んでいたとき、テイト・モダンはなかった。それに今起きている他のことも当時はなかった。僕は当時のリバプールが文化首都だったとは思わない。長年積み重なってきて今ここはすばらしい刺激的なことだらけだよ。



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