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ヒースロー空港新オープンの混乱にサー・ジョージも遭遇


3月27日、総工費43億ポンドかけたヒースロー空港ターミナル5のオープン日は、荷物の遅れのために長蛇の列ができフライトがキャンセルされたりと、さんざんだった。
英国航空は、念入りな下準備にもかかわらず、その日の発着便380本中34 本の短距離および国内線のキャンセルを余儀なくされた。同社は「スタッフのターミナルへの精通度」に問題があったと認めた。コンピューターのトラブルにより、荷物を積まずに出発してしまったフライトも出た。
こうしたすべての問題の影響で、その日34本のフライトがキャンセルされた。昼過ぎには、別便への変更や払戻しを求める100人以上の人が、フライトキャンセルデスクに長蛇の列をつくった。
サー・ジョージ・マーティンもその日の混乱に巻き込まれてしまったひとりだった。妻ジュディと一緒にチューリッヒ行きの便に乗るために2時間前に到着した彼は、フライトがオーバーブッキングされていることを知った。サー・ジョージは「この新しいターミナルにとてもわくわくして来たが、もはやそうではない」とコメント。マーティン夫妻は英国航空のスタッフに援助され、なんとか彼らのフライトに乗ることができた。


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