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ガーシュウィン賞、ポールへ


11月23日、米国議会図書館は、ポピュラー音楽の功績者に贈られる Gershwin Prize for Popular Song(ガーシュウィン賞)の第3回目授賞者がポールであることを発表することになっている。
ポールは2010年春に、その賞を受け取るためにワシントンに来ることが予定されているが、多くの詳細は不明。米国議会図書館は、ポールをフィーチャーしたオールスター・トリビュート・コンサートを約束しているが、出演者の名前も会場も公表されていない。今年の授賞式では、ホワイトハウスが会場となったが、来年春の授賞式に関しては、まだ明らかになっていない。
米国議会図書館のジェームス・H・ビリングトンは、ステートメントの中で「ポピュラーソング及びいくつもの異なるジャンルの音楽に、ポール・マッカートニー以上に、いつまでも残る、さまざまな形での影響を与えたパフォーマー/作曲家を思いつくことは難しい」と述べている。
この賞は作曲デュオのジョージ・ガーシュウィンとアイラ・ガーシュウィン兄弟を記念するもので、彼らの原稿は、米国議会図書館に所蔵されている。
ポールは、ステートメントの中でこう述べた。「ガーシュウィンの曲をとても尊敬している者として、僕は米国議会図書館のような偉大な施設からガーシュウィン賞を頂くことができて、非常に光栄です」
ポールは通算3人目のガーシュウィン賞受賞者となる。1人目は、2007年5月にはポール・サイモン、2人目は2009年2月にスティービー・ワンダーが授賞し、同図書館に作品を寄附した。ポール・サイモンは、広く愛されている曲‘Graceland’の歌詞を含む手書き原稿を寄附し、スティービー・ワンダーは依頼されて、‘Sketches of a Life’ という名の曲を書いた。ポールがどのような貢献をするのかは、まだ確認できていない。

ガーシュウィン兄弟はアメリカの作曲家で、ポピュラー音楽・クラシック音楽の両方で活躍し、「アメリカ音楽」を作り上げた作曲家として知られる。


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