新着ニュース


『イエロー・サブマリン』の脚本家、他界


映画『イエロー・サブマリン』の脚本を手がけ、また映画化もされた人気小説『ある愛の詩』の作者であるエリック・シーガルが、1月17日に亡くなっていたことが明らかになった。享年72歳。

ニューヨークのブルックリン生まれのエリックはハーバード大学で古典を学んだ。エール大学で古典文学の教授をしていたときに、『イエロー・サブマリン』のプロデューサー、アル・ブロダックスから依頼され、同映画の脚本を書いた。彼はロンドンに飛び、大きなプレッシャーの下で仕事をさせられたという。彼は、日課のジョギング以外にホテルの部屋から出ることを許されなかったと冗談を言った。

1970年に発表した小説『ある愛の詩』の成功の後は、学者としても、作家としても活躍し、小説『クラス』および『ドクターズ』はともにベストセラーとなった。成功後もエール大学とオックスフォード大学での同僚から尊敬され続け、学生からの人気も高く「生きる劇場」として言われた講義は人気を博したという。


[新着ニュース一覧にもどる]