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ヨーコ、ニューヨークでバースデイ・コンサート


2月16日、ニューヨークの BAM Howard Gilman Opera Houseでヨーコ・オノ/プラスティック・オノ・バンドのコンサートが行われた。これはヨーコの音楽人生を祝い、77歳の誕生日前夜を記念して行われたもの(実際の誕生日は18日)。

最大の話題を集めたのは、1969年、トロントでのロックンロール・リバイバル・ショーでジョンと共にステージに立ったエリック・クラプトン、クラウス・フォアマン、そしてワン・トゥ・ワン・コンサート出演時のメンバーであったジム・ケルトナーがプラスティック・オノ・バンドに参加したこと。
コンサートは3部構成で行われ、1部はヨーコをフィーチャー。
アカペラで始まり、じょじょにバンドが加わる形で‘It Happened’を演奏。‘Waiting For The D Train / Why’のメドレーでは、ニューヨークを拠点に活動するプロデューサー、マーク・ロンソンが加わり、‘Between My Head and The Sky Rising’では細野晴臣がゲストとして登場した。

2部はゲスト・アーティストを迎える構成。
シザー・シスターズやジャスティン・ボンド、ソニック・ユースのメンバーらがヨーコの楽曲をカバーした。
圧巻はベット・ミドラーで、ヨーコの曲‘Yes, I’m Your Angel’を完璧に歌い上げた。ヨーコは40歳になることで不安を募らせていたジョンのために書いた曲だとコメント。
ポール・サイモンと息子のハーパーはギター・デュオで2曲を披露。ジョンのカバー‘Hold On’も盛り上がりをみせた。
‘Yer Blues’ではエリック・クラプトン、クラウス・フォアマン、ジム・ケルトナーが登場。
ボーカルはショーンで、ブルージーなスロー・バージョンにアレンジされていた。クラプトンのギター・ソロとショーンのワウ・ギターのソロ・バトルも最高の盛り上がりをみせた。
ラストの‘Give Peace A Chance’ではDream Powerジョン・レノン スーパー・ライヴでもおなじみのオノコードのパフォーマンスもあった。

Act I

It Happened
Waiting For The D Train / Why (ゲスト・マーク・ロンソン)
Between My Head and The Sky Rising (ゲスト・細野晴臣)
Walking On Thin Ice
Moving Mountains
Calling
Mind Train / Ask The Elephant
Higa Noboru

Act II

The Sun Is Down performed/シザー・シスターズ
What A Bastard The World Is/ジャスティン・ボンド
Oh Yoko/ジーン・ウィーン
Mulberry/ヨーコ、キム・ゴードン&サーストン・ムーア(ソニック・ユース)
Yes, I’m Your Angel/ベット・ミドラー
Silverhorse/ポール・サイモン&ハーパー・サイモン
Hold On/ポール・サイモン&ハーパー・サイモン
Yer Blues/プラスティック・オノ・バンド
Death of Samantha/プラスティック・オノ・バンド
Don’t Worry Kyoko /プラスティック・オノ・バンド
Give Peace A Chance /プラスティック・オノ・バンド


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