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マーク・チャップマンの仮釈放に反対


ジョンを殺害したマーク・デビッド・チャップマンは来月、仮釈放を審理される予定で、ヨーコは30年前にジョンを殺した男の仮釈放に再び反対している。ヨーコは、マーク・チャップマンの仮釈放に一貫して反対してきており、今回も、仮釈放委員会に手紙を送ったという。その手紙のなかでヨーコは、もしチャップマンが釈放されたら、「それにより、再びあの悪夢、混沌、混乱が呼び戻されることを恐れています。わたし自身、そしてジョンのふたりの息子は、その後一生、安全に感じることはないでしょう」。チャップマンが世間に戻ることを許された場合、彼自身も安全ではないだろうともヨーコは書いた。
現在55歳のチャップマンは、殺人罪で20年から無期の懲役に服しており、8月9日の週に、仮釈放委員会の3人から面接を受ける予定になっている。今回は彼にとって6回目の仮釈放のチャンスとなる。
悪名の高さのせいで、チャップマンはアッティカ刑務所の一般収容者から離れた特別ユニットに収容されている。彼はポーター、事務所の掃除、刑務所内の法律図書館での受刑者の手伝いをして働いている。
受刑者の権利団体コレクショナル・アソシエーション・オブ・アメリカの代表ロバート・ギャンギは、チャップマンの釈放は社会的な怒りを買うだろうから、あり得ないのではないかと考えている。「彼が非常に注目された犯罪を犯したこと、世界でもっとも有名でもっとも愛される人のひとりを殺したことを考えると、3人の仮釈放委員が彼の釈放の許可に投票するとはとても考えがたい」と、ギャンギはデイリー・ニュースに語った。


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