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リンゴの生家、解体の危機に政府介入


1月1日、リバプールの住宅建設相のグラント・シャップス(Housing Minister Grant Shapps)は取り壊しの危機にあるリバプールのマドリン・ストリートにあるリンゴの生家の解体を一時的に延期することを命じた。
シャップス氏は、リバプール市議会に対し、地域社会や興味を持っている団体に、その家を保存するための、実行可能な案を提出するチャンスを与えるために、リンゴの家の解体を一時的にとりやめることを求めた。この引き延ばしにより、「リバプールの人々が、文化的に重要であると多くの人が考える建物について、何が起きているかについて、主張する機会を与える」と、リバプール市議会のある議員が、Eメールでコメントした。

リバプール市議会の都市計画委員会の特別会議が、1月に行われることが予定されており、そこで、リンゴの生家やその他の家(1919年以前に建てられた住宅445軒)の解体が最終決定される予定だが、これにシャップス氏が待ったをかけた形になった。
一方、リバプール市議会の報道官は、地元住民に対する説明は十分になされており、住民たちが「(現在の)居住環境にうんざりし、計画延期を望んでいないことは明白なこと」と反論している。


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