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ポール、ウォーク・オブ・フェイムの「星」獲得

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2月9日、ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムにポールの「スター」が設置された。同日、ポールは授与セレモニーに参加、この様子を見るために数百人のファンがキャピタル・レコード外のバイン・ストリートを埋め尽くした。ポールはニール・ヤング、イーグルスのジョー・ウォルシュ、エルビス・コステロとダイアナ・クラール夫妻とやって来た。その他にもポールの息子ジェイムズ、妻ナンシー、リンゴの妻バーバラ、ハービー・ハンコック、ドン・ウォズ、ジェフ・リンの姿もあった。

ポールを紹介する役はニール・ヤングが務めた。「僕たちの友人ポールについて、ここでは単にミュージシャンとして少しお話させてください。僕が高校生のとき、ビートルズが出てきました。僕はビートルズが大好きで、彼らのようにプレイする方法を身につけようとしましたが、ポールがベースでやっていることを解明できた者は誰もいませんでした。彼は左利きなので異なる弾き方をするだけでなく、それまでに誰もやったことのない音を弾いていました。僕はこれ(スピーチ)をすることを誇りに思います。ミュージシャンとして、ソングライターとして、ポールの技能と芸術は真の最高峰です。チャーリー・チャップリンが俳優としてそうだったのと同じように。彼はメロディとフィーリングとコードをまとめ合せる能力を持っていますが、僕をここまでによい気分にさせ、今ここにいることを幸せだと感じさせるものは、彼があらゆるものに注ぎ込む魂です」

その後ポールがマイクの方に歩みより、まず、「ジョン、ジョージ、リンゴ、ありがとう」と言った。続いて、「リンゴは少し具合がよくないので、ここにいないんだ」とポールは語った。
以下、ポールの受賞コメント。
「僕はリバプールで子供の頃――バディ・ホリーら、いろいろなロックの偉人達を聞いていた頃、自分がウォーク・オブ・フェイムの星を獲得することになるとは想像だにしませんでした。でも今日、僕達はここにいます。世界中のみなさんにハグとkisses on the bottomを届けます」

このセレモニーの後、ポールはキャピトル・スタジオでのライブへと出かけていった。10日はレコーディング・アカデミーの1年に1度の「ミュージケアズ・パーソンズ・オブ・ジ・イヤー」トリビュート・チャリティ・ガラの主賓であり、12日はグラミー賞授賞式で演奏と過密スケジュールが続く。


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