新着ニュース


トゥイッケナム・スタジオ閉館へ


映画『レット・イット・ビー』はもちろん、『ヘルプ!』や『ア・ハード・デイズ・ナイト』でも使用されたトゥイッケナム・スタジオを管理しているジェラルド・クラスナー氏が経営を維持できないことを表明。スタジオは行政管理下に置かれ、6月までの間に段階的に縮小して閉館する。クラスナー氏によると、過去3年間でお金を失い、「映画スタジオとして維持できるとは思えない」とコメント。17人の従業員の半分が既に去ったという。「私たちはそのスタジオを売りに出します」と彼はBBC News ウェブサイトに語った。「そうすれば、全員に全額給与を支払うことができます」
ロマン・ポランスキーの『反撥』、マイケル・ケイン主演の『アルフィー』『土曜の夜と日曜の朝』でも同スタジオが使われた。より最近では『戦火の馬』、“Horrid Henry” が撮影され、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』のフィリダ・ロイド監督は、ポストプロダクションを同スタジオで行なった。
1929年に、そのスタジオは当時のオーナーのユリウス・ヘイゲンとレスリー・ヒスコットによって、「トゥイッケナム・フィルム・スタジオ」と改名された。


[新着ニュース一覧にもどる]