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ピーター・アッシャー、「抱きしめたい」語る


元ピーター&ゴードンのピーター・アッシャーが、サンフランシスコのラズ・ルームで、コンサート 「A Musical Memoir of the 60s and Beyond(60年代とそれ以降の音楽回顧録)」を5夜にわたり行い、大成功のうち5月20日に終了した。
コンサートのなかで、ピーターは、ジョンとポールが‘I Want to Hold Your Hand’を聞かせてくれたことを回想した。ジョンがピーターに、新しく書いた曲を聞きに来るように言い、ジョンとポールがアッシャー家の地下の音楽室でアップライトピアノでその新曲を演奏したという。アップライトピアノの前でジョンとポールが隣り合わせで座り、その新曲を披露し、ピーターはとてもその曲が気に入ったので、もう1度演奏してくれるよう頼んだという。
ピーターはアッシャー家の最上階に自身の部屋があったこと、ポールの部屋がその向かいにあったことを明かし、妹のジェーンが、地元の雑誌「ラジオ・タイムズ」に、ビートルズのコンサートを見に行って論評を書くことを頼まれたいきさつを話した。ピーターによると、ジェーンはビートルズのパフォーマンスをとても気に入り、彼らは最高だったと言ったという。ジェーンはコンサートの後ビートルズに会い、今度はポールがジェーンを気に入り、ふたりはつき合い始める。
ピーターはレコード・プロデューサーとして活躍し続けており、最近はバディ・ホリーのトリビュートに関わったり、さまざまな映画の曲をプロデュースしている。最近では『パイレーツ・オブ・カリビアン4』『マダガスカル3』がある。


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