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ポール、スプリングスティーンのライブに飛び入り


7月14日、ロンドンのハイド・パークで開かれたフェスティバル Hard Rock Calling で、トリを務めたブルース・スプリングスティーンのコンサートにポールが飛び入り出演した。「50年間僕はこれを待っていたんだ」とスプリングスティーンは観客に言った後、ポールを紹介。ふたりはEストリート・バンドとレイジ・アゲンスト・ザ・マシーンのギタリストのトム・モレロをバックに‘I Saw Her Standing There’と‘Twist And Shout(途中‘La Bamba’)’を共演した。ポールはギターで参加。‘Twist And Shout’でのポールのリード・ボーカルは斬新で、途中スプリングスティーンがリード、ポールがコーラスをとる場面もあった。
が、‘Twist And Shout’が終わりきらない途中で電源が落とされるというハプニングがあり(スプリングスティーンがこの件についてマイクで観客に何かを伝えようとしていたが、マイクの電源も落ちていた)、観客からブーイングが起こった。Eストリート・バンドのギタリストのスティーブ・バン・ザントは、Twitter上で、英警察を非難した。
「俺の見解では、今までで最高のライブのひとつだった。でもマジに、イギリスはいつから警察国家になったんだ? 俺たちはどの国でも演奏終了時刻をオーバーするが、俺たちを観客の前で罰するのはイギリスの警察だけだ。あと1曲やっていたとしても、11時までには終わっていたはずだ。土曜の夜だぜ! 俺たちは誰に迷惑をかけていたんだ? 警察はもっと他にするべき重要なことはないのか? 8万人が楽しいときを過ごしてるのをやめさせる代わりに、犯罪者を捕まえに行ったらどうだ? イギリスの警察は、ブルース・スプリングスティーンとポール・マッカートニーからあと1曲聞きたくない地球でただ一つの集団だっただろう! まあ、それによって素晴らしい夜が台なしになったわけじゃない。でもな、俺がマッカートニーとジャムしているときに邪魔するなよ!」


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