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プロデューサー、フィル・ラモーン死去


ポールのいくつかの楽曲とリンゴのアルバム“TIME TAKES TIME”の共同プロデューサー、ジュリアン・レノンのアルバム2枚のプロデューサー等を務めたフィル・ラモーンが3月30日、72歳で亡くなった。
フィルはポール・マッカートニーの‘Once Upon A Long Ago’‘P.S. Love Me Do’‘Only Love Remains’‘Spies Like Us’‘Stranglehold’もプロデュースしている。ハリウッド・リポーターによると、ポールのアルバム“RAM”のミキシングも担当している。また、ポールも参加したトニー・ベネットのアルバム“DUETS: AN AMERICAN CLASSIC”のプロデュースも務めた。

ジュリアン・レノンのアルバムは“VALOTTE”と“THE SECRET VALUE OF DAYDREAMING”をプロデュースしている。
フィルは他に、バート・バカラック、ボノ、レイ・チャールズ、シカゴ、ナタリー・コール、ボブ・ディラン、アレサ・フランクリン、エタ・ジェイムズ、B・B・キング、マドンナ、ライザ・ミネリ、シニード・オコナー、ピーター・ポール・アンド・マリー、カーリー・サイモン、ポール・サイモン、フランク・シナトラ、ロッド・スチュワート、スティービー・ワンダーらの作品をプロデュースしている。
フィルは33回グラミー賞にノミネートされ、14回受賞し、なかにはレコード産業に生涯貢献した人のためのテクニカル・アワードも含まれる。1976年にはポール・サイモンの“STILL CRAZY AFTER ALL THESE YEARS”でアルバム・オブ・ジ・イヤーも獲得している。


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