新着ニュース


ポール、“NEW”アルバム収録曲を語る


10月14日に発売される新譜“NEW”収録曲についてポールが語った。
‘Early Days’という楽曲についてのもので、彼の人生において「そこにいなかった」人たちとそのわがままさを指しているという。
「何があったかを知ってるのは、そこにいた人物だけだってこと。他の人たちはそれを分析して、それはそれでいいんだけどね。でも間違ったことを言われると、ずっとそれと付き合わなくちゃならなくなるんだ」
「ある日ある人に、ひどいことを言われるんだ。『えっと、ジョンは賢くて、あなたはキュートで、リンゴは面白くて、ジョージはスピリチュアルな人ですね』。僕は(ため息まじりに)『ああうん、そうだね』って」
ポールは写真家で家族ぐるみの友人サム・テイラー=ウッドと、2009年、若きジョンの伝記映画“NOWHERE BOY”を制作する前にした会話を思い出してこうも語った。

「(サムは)“NOWHERE BOY”の台本を持ってうちに来たから、その話をしていた」とポールは回想する。「僕は、『オーケイ、いいね、話を聞かせてよ』って。ジョンは残酷で意地悪に描かれていた……僕は『ちょっと待てよ! それは僕の知ってるジョンじゃないよ! 台本を書いた人はそこにおらず、それは伝説と風評に基づいたものだった……』」
「映画では、ジョンと仲間はバスの屋根に飛び乗っていたけれど、ジョンはそんなことはしなかった。サムは『そうだね、でもいいシーンだから』って。だから僕は『いいかいサム? こういうことにしよう。これは映画だ。伝記じゃなくて、ただの映画だ。これは現実じゃなくて、現実を基にした映画だ』と言ったんだ」


[新着ニュース一覧にもどる]