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ジョージの最後の手紙


映画『オースティン・パワーズ』シリーズでもおなじみのマイク・マイヤーズが、2001年11月19日にジョージから手紙を受け取っていた事を明かした。これはジョージが他界する10日前で、現在発表されているなかでジョージ最後の手紙となる。
ジョージの手紙を受け取ったとき、マイヤーズはイギリスのスパイを描いたコメディ『オースティン・パワーズ』の第3弾『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』の撮影中だった。マイヤーズはジョージと全く面識がなかったので驚いたという。ビートルズのファンだったマイヤーズは、ジョージから送られて来た手紙がファンレターだったので、びっくりしたという。「リバプール人の息子でビートルズを崇拝していた僕としては、ぶっ飛んだよ」
その手紙はマイヤーズの自宅の「目立つところに飾ってある」と彼は言う。マイヤーズは手紙の一部を明かした。そこにはこう書かれているという。「君のフィギュアはDr.イーブル(オースティン・パワーズの悪役)のフィギュアの横に座ってるよ。僕は君のミニチュア人形をイギリス中探しまわったということを伝えたかったんだ。そして(映画のなかで)Dr.イーブルが『frickin'』っていうけど、これは『friggin’(fuckingの丁寧な形)』から来ているっていうのはリバプール人だったら誰でも分かるよ。『(’Penny Lane’の歌詞にも登場する)four of fish and finger pie』みたいにね。映画をありがとう。とても楽しかったよ」
さらに、マイヤーズが以前、映画“A HARD DAY’S NIGHT”のラスト・シーンで悲しくなり、あのシーンが自分にとってどれだけ意味があるものだったか語ったことをジョージは知っていたようで、手紙にはこう書かれていたという。「あの日、ヘリコプターで君から去って申し訳ない。そんなことはもう二度とやらないことを約束する」
この手紙にはまだ深い意図があるそうだが、マイヤーズはそれはプライベートなことなので明かしたくないという。


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