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ブライアン・エプスタインの功績が讃えられる

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6月29日にロンドンでHeritage Foundation Blue Plaqueが披露され、ビートルズのマネージャー、ブライアン・エプスタインの人生が讃えられた。披露イベントは5/6 Argyll Streetにあるサザーランド・ハウスで行われた。このビルは、エプスタインの会社NEMS エンタープライズの拠点であったロンドン・パラディアムの隣にある。NEMSはビートルマニア全盛の1964年から、1967年8月のブライアン(享年32歳)の死後間もなくまで、このビルの5階のオフィスに入居していた。
披露イベントに出席したのは、エプスタインのリバプール時代からの友人で、ネムズの役員でもあったジェフリー・エリス。そして、ネムズで働いた後、アップル・レコードの社長に就任したトニー・ブラムウェルをはじめ、マージービートの編集長だったビル・ハリー、シンガーのアダム・アントらも出席した。
ポールとリンゴはステートメントを送った。
ポール「ブライアンがBlue Plaqueを得たことを知ったらとても喜んでいただろう。彼は僕らビートルズのキャリアを指導する大きな役割を果たした。そして、それ以上に彼は素晴らしい人物で、彼との友情はずっと良き思い出としてあり続けるだろう。おめでとう、ブライアン。ポールより愛をこめて」
リンゴ「彼は僕らと同じようにスタートを切った。彼も僕らも業界を知らなかった。でも僕らは演奏というものを分かっていたし、彼は僕らの身なりを綺麗にし、前進させてくれた。彼は父親の家具会社の傍らでレコード店を経営し、僕ら……というか、僕は当時メンバーじゃなかったから、彼ら(ビートルズ)のことを聞いた。そして、キャバーンに行き、マネージャーになることを申し出た。彼は有能だった。ピース&ラブ。リンゴ」
そして、ジョージ・マーティンのステートメント。「ブライアンとは最初から気が合って、いい友人になれた。私たちは一緒にビートルズをプロデュースしているような感じだった。彼は音楽面を僕に任せてくれた。ブライアンの人生において、ビートルズはナンバーワンの存在で、私もそうだった。彼はチャーミングだった。この世を去るのが早すぎたけど、みんな彼のことを愛情と感謝をもって思い出すことでしょう」


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