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リバプールの元マッカートニー家公開、日本からのビートルズ旅行団も見学


ポールが1955年から1963年まで住んでいたリバプール、フォースリン・ロード20番地の家が、7月29日から一般公開される予定だ。ポールがジョンとともに初期ビートルズの名曲を生んだ場でもあるこの家は、イギリスの名勝史跡を保護する団体ナショナル・トラストが買いあげ、マッカートニ一家が住んでいた当時のように復元を進めてきた。

管理者として採用されたジョン・ハリデイは、この家に住み込んで、見学希望者を案内する。見学するには、必ず事前にブッキング・オフィスをとおして予約しなければならない。1回あたり14人まで、1998年10月31日までは週に4日、1日6組まで受け付けられる。その後12月12日までは土曜日のみ公開となる。直接車で行くことはできず、スピーク・ホールから出ているミニバスを使う。入場料は大人4.50ポンド、子ども2.50ポンド。

ポールの弟マイケル・マッカートニーはビートルズ初期の貴重な写真を撮影しているが、そのうち数点が家に展示される。マイケルの写真集『リメンバー/ビートルズ誕生への軌跡』でも当時のこの家のようすを見ることができる。「トラストが家を所有してくれてうれしく思います。家が実業家に買われて俗っぽいテーマ・パークにされるところなどは見たくありませんでした」とマイケル。

ザ・ビートルズ・クラブ企画のビートルズ旅行団でも、この8月に出発するツアーでポールの家見学を予約している。オプションとなり、料金は別途必要となる。このツアーの申し込みは7月25日締切。詳しくはB'netクラブハウスのツアーのページを。


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