RUBBER SOUL”Part 1




6枚目のアルバム『ラバー・ソウル』は
アイドルという殻を脱ぎすてたビートルズの
レコーディング時代の到来を告げるアルバムである。
初めてじっくりとレコーディングに集中したビートルズは、
ハード・スケジュールのなかでもカバー曲に頼ることなく、
収録14曲すべてがオリジナル・ナンバーである。

また、グループとしてのまとまりという点においては
頂点に位置するアルバムと言えるだろう。
アレンジにおいてもキーボードからパーカッション、
さらにはインドの楽器シタールを駆使し、
コーラス・ワークも独自のものを確立している。

このアルバムの制作を通して、
ビートルズはスタジオを意のままに使いこなせるようになり、
タイトルやジャケットも含めたアルバム全体を
ひとつのアート作品と考えるようになっていく。